天王寺で不眠でお困りの方は整体院巡庵へ
整体で不眠などの自律神経症状を克服しませんか?
前回は不眠が五感に及ぼす影響の中の、聴覚異常と嗅覚異常についてお話をさせていただきました。
今回は味覚異常と皮膚異常についてお話させていただきます。
【味覚異常】
味覚は、嗅覚と密接にかかわっています。鼻がつまると食べ物の味が感じられなくなるように、嗅覚異常は「味覚障害」や「味覚麻痺」などの異常を引き起こすことがあります。
また、味覚は脳や脊髄にある髄液とのかかわりが深く、髄液の循環不全による味覚異常も起こります。髄液は起き上がったり、うなずいたりといった首の動きがポンプのようにはたらき循環します。スマートフォンやパソコンを長時間見続けるなど、姿勢や骨格の変化によっても循環がうまくいかなくなってしまうことが考えられます。
【皮膚異常】
皮膚は体温調節のための重要な役割を担っています。暑さを感じたら皮膚をゆるめて表面積を広げたり、毛穴を広げて汗を出したりして放熱を行います。反対に、寒さを感じたら皮膚を収縮させて表面積を狭くし、保温を行います。寒いときにからだがふるえるのも皮膚覚のはたらきです。
頭部内熱により脳からの指令がうまく伝わらなくなると、皮膚覚に狂いが生じます。すると、体温調節機能が影響を受け、暑くても汗をかきにくくなったり、寒くての血液量を減らすことができず、からだを冷やしやすくなったりします。また頭にこもった熱を下げる機能も低下してしまうため、頭部内熱がさらにこもり、さまざまなからだの不調を招きやすくなるのです。
このように、頭部内熱により脳への入力と脳からの感覚器への情報の出力がうまくいかなくなると、不眠だけでなく五感にさまざまな異常がおこります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
続きは次回に書かせていただきます。
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