天王寺で不眠でお困りの方は整体院巡庵へ
整体で不眠などの自律神経症状を克服しませんか?
前回は不眠がからだの痛みに影響しますよというお話をさせていただきました。
今回は不眠で姿勢が悪くなるというお話です。
眠りにもエネルギーが必要であり、不眠の人は眠るためのエネルギーが不足しているということは以前にお話しました。エネルギー不足から引き起こすからだの症状の1つが、「姿勢が悪くなる」ということです。
直立二足歩行は、人間の大きな進化ですが、「まっすぐ立つ」というのは、じつは簡単なことではありません。重力にしっかりと抵抗し、姿勢を維持しなければなりません。エネルギーが不足すると、まっすぐ立つことも難しくなります。エネルギー不足の人は、立ち上がる力よりも下へ引っ張られる力のほうが強くなります。そのため、重心が踵のほうにかかった立ち姿になります。ここまではっきりと現れていなくても、あごが上がり、猫背になっている人は多く見かけます。エネルギー不足は外見に大きな影響を与えると言えるでしょう。
では、正しい立ち姿とはどんなものでしょうか。足の裏にかかる力で考えてみたいと思います。正しい立ち方は、足の親指の付け根(母指球)、小指の付け根(小趾球)、そして踵を結んだ三角形に均等に力が入るものです。しかし、エネルギー不足により姿勢が悪くなっている人は、踵だけに下方向への力がかかっています。
そのため、親指と小指の付け根は浮いたような状態になり、立ち姿勢を維持するために指先に力を入れるしかなくなります。風船のような不安定な足場の上で、後ろに重心がかかってしまっている状態と考えるとわかりやすいかもしれません。足の指に力を入れなければ、後ろに倒れてしまいます。
このよような立ち方だと、からだのバランスをとるために目を酷使することになり、眼精疲労が起こるだけでなく、さらに頭部内熱をためこんでしまうことになります。不自然な姿勢でからだのあちこちに痛みが出たり、肩こり、頭痛、血行不良、胃の不調などさまざまな弊害も起こります。エネルギー不足による姿勢の悪化は、単なる見た目だけの問題ではないのです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
続きは次回に書かせていただきます。
問い合わせや質問があれば、問い合わせフォームや問い合わせフォーム内にあるLINEから受け付けていますので、お気軽にご利用ください。