天王寺で不眠でお困りの方は整体院巡庵へ
整体で不眠などの自律神経症状を克服しませんか?
前回は不眠の思考や感情への影響についてお話させていただきました。
今回は不眠のからだへの影響についてお話させていただきます。
朝起きたときに、肩が痛かったり、腰が痛かったりということはないでしょうか。本来、眠っているときはからだの力を抜いてリラックスしているのが理想です。しかし、無意識にからだに力が入った過緊張状態になっている場合があります。リラックスした状態が上手な眠りだとすれば、過緊張な状態は下手な眠りと言えるでしょう。
患者さんを施術するときに、「力を抜いてください」ということがよくあります。すると、「抜いています」と答える人がいます。力が抜けた状態とは、やわらかくゆるんだ状態であるはずです。しかし、からだが突っ張り、緊張しているのです。本人は力を抜いていると思っていても、実際にはゆるんでいない。これは眠っている間も同様です。
朝起きたときにからだが痛いと、「変な体勢で寝てしまったかな」と考えるものです。しかし、寝相が悪いからといって、からだが緊張状態だとは限りません。逆に寝相が良いからといってリラックスしているとも言えないのです。
子供の寝相を考えてみてください。子供は寝相が悪いことが多いでしょう。しかし、朝起きたときに「からだが痛い」と言うことはほとんどありません。寝ている間にからだがゆるもうと、自ら楽な姿勢や角度を探して動くこと、それが寝相です。
寝相が悪い人は、からだの回復力がある人だと考えていいかもしれません。反対に寝相がいい人で、朝起きたときにからだの痛みを感じる人は、寝ている間も緊張しており、それを自分で回復させることができない人だと言えるでしょう。眠るためのエネルギーが不足している人だとも考えられます。
からだが緊張しているということは、脳も緊張しているということです。眠りの質が悪くなってしまうので、夜中に目が覚めてしまうなど不眠の症状が出てきます。不眠の人は、寝ているときの自分の寝相を確認してみることをおすすめします。それと同時に、どうすればからだの力をゆるめて眠ることができるのかも考えてみましょう。照明や寝具、寝間着などの睡眠環境も大切です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
続きは次回に書かせていただきます。
問い合わせや質問があれば、問い合わせフォームや問い合わせフォーム内にあるLINEから受け付けていますので、お気軽にご利用ください。