天王寺で不眠でお困りの方は整体院巡庵へ
整体で不眠などの自律神経症状を克服しませんか?
前回は情報の処理が追い付かなくなると、頭が熱くなりますというお話をしました。
今回は人間のからだには、2種類の体温がありますというお話をします。
1つめは、体表面の熱である「皮膚温」です。
これが一般的に言う体温で、わきの下などに体温計をはさんで測るものです。細菌やウィルスなどの病原体に感染すると、からだの免疫機能がはたらき、病原体を退治しようとします。このとき、発熱することで、病原体の増殖を抑制したり、病原体と戦う白血球の機能を高めたりします。
一時的に体温が上がっても、からだの持つ体温調節機能(恒常性)によって、しだいに平熱に戻ります。この恒常性により、体温が上がりすぎることがないよう調整されているのです。
2つめは、頭やからだの中心の熱「深部温」です。
個人差はありますが、深部温は皮膚温よりだいたい0.5~
1度高いと言われています。からだが本来持っている体温調節機能がうまくはたらかなくなると、深部温が上がります。これを「鬱熱」と呼んでいます。
運動や水分不足、高温などで汗をかけない状態になったり、湿度が高く気化熱不全になったりすることで起こる熱中症は、この鬱熱によるものです。鬱熱は体温がこもった状態のことで、からだのさまざまな部分に発生します。その中で、とくに頭部内に発生するものを当院では「頭部内熱」と呼んでいます。
少し話が逸れますが、最近、人間の体温(頭部以外の熱)が下がっていると言われています。からだを動かす機会が減り、筋肉量が少なくなったためですが、その分、頭部内熱との差が大きくなっています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
続きは次回に書かせていただきます。
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